没頭していたのは・・・
ローカカオにでした。
1月~3月全5日間の行程で京都「Cacao ∞ Majic」さんにてローチョコレート ショコラティエ養成講座を受講し、2月下旬からほぼ一ヶ月、用事の無い日はローチョコレートを作りまくっていました。
自分が作るローチョコレートはもちろん美味しくて、レッスンでも喜んでいただいています。
ホワイトチョコレートやカラーチョコレートも作っていましたが、ちょっと疑問点があったのと、もう少し自分の技術が昇華出来れば素敵だなぁ、とこの機会にどっぷりローカカオの世界に浸かってみようと受講を決めました。
講座最終には、受講生各自がオリジナルローチョコレートを作ります。
カカオの産地・メーカーによる味の違い、甘味の種類を知れたことは大きな収穫でしたし、
皆で学んで楽しかったのは、ローカカオへの想い、味やビジュアルの好み、目標などがそれぞれ違っていたことです。刺激を受け合えたと思います。
例えば自分では使わない甘味や色や香料を、お互いの作品を試食することで試し合えたり、そこから影響を受けてまた自分の好みが変わっていったり、変わらなかったり。
基本講座を終え、さて自分はどんなオリジナルを作ろうとあれこれ模索し、フッと浮かんだのは薔薇でした。ローズが香るローチョコレートを作ってみたい!!
奇しくも、自分の中で女性ホルモン活性化を考える時でもあったので、スーパーフードのローカカオと薔薇のコンビは最強じゃない!と、考案は整いました。
案はまとまったものの、技術はともなうのか?
私の予想完成品は、薔薇色のガナッシュをビターチョコレートでカバー(包む)したもの。
口に入れた瞬間はビターチョコレートが溶け、噛むとフワリと薔薇が香る、という二段構成。
まずはガナッシュの材料は何にする?
カシューナッツやピーナッツバター、タヒニもいいかな。
色付に使うパウダーは?
イチゴ、ラズベリー他にもいろいろ。
甘味とローズoilの量なども少しずつ増やしたり、減らしたりの試行錯誤の繰り返し。
困ったのが、味見のし過ぎで美味しいと感じる感覚がブレてくるのと、そんなにたくさん味見は出来ないということ。
作ってみても食べられない、というジレンマ。
結局、味が決まらず最終日のカンファレンスですみれさんにアドバイスをいただき作り始めることに。
どうにか薔薇の香りと色のガナッシュは出来たものの、最後の要のカバーチョコレートのテンパリングとカバーは旨く行くのか?
不安はつきませんでしたが、写真の通り、私の理想に近いローズの香りが漂うローチョコレートが出来ました!!
なーんて、写真以外はカバーがうまく出来ずにちょっぴり不細工になりました。
ですが、私的には大満足の出来です。
Now of my Best!!
修練を重ねて、もっと美味しく作れるよえになった暁には、皆さんにお口にしていただける日が来るかも。
最後に、5日間を伴にした各地からの同期の皆さん。多くの刺激や学びをありがとう❤これからもよろしくね。
惜しみ無く全てを教え伝授してくださった松田すみれさんには、敬意を込めて感謝の言葉をおくらせていただきます。
カカオが香るあの空間での贅沢な5日間は、貴重な体験でした。
ありがとうございます。
これから改めて、私なりにもっともっと多くの人にローカカオの魅力を伝えていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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